雑念系ブログ
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ただ風ばかり吹く日の雑念 心頭滅却すれば氷自ずから熱し
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2007年 06月 28日 *
物欲はそれほど強くないワタシだが、困ったことに時々、突発的にちょっと変わった新しい楽器が欲しくなる。この度、欲しくなったのは……

1)鍵盤楽器(電子楽器)
2)鍵盤は白鍵と黒鍵というような普通のピアノのような並び方をしていない。
3)譜面は五線譜でなく、「三線譜」というものを使う。

アコーディオンではない。答えはコレ(ぎょえ!)

隣り合った鍵盤の間隔は全音、斜め横は半音(縦3つは同じ音).....という並び方をしていて、「ピアノ」が極端にハ長調偏重なのに比べれば、音楽的(というより楽典的にはと言う方がいいか)には、極めて合理的な考え方に基づいて設計されている。
詳しくは、この楽器「クロマトーン」を開発したCHROMA Inc.のサイトをご覧あれ。

確かに、ピアノでコードを憶えるのは大変なのだが、この楽器の理屈で言えば、一つの調のコードフォームを憶えればよい。ギターのバレーコードのように同じ形で押さえる位置を変えれば移調しても同じ響きのコードを弾けるので、単純計算で、コードを憶える労力は12分の1で済む。
(見た目の印象は反対だが^^;)
ピアノの鍵盤が何故あのような形になったのかは、いろいろな要素があるのだろうけど、このクロマシステムという音の配列は、実はかなり昔から研究されてきたらしい。
「音楽の歴史上では、数百年前から研究が施されていたと言える。その昔、偉大な音楽家や作曲家達によってクロマシステムの原型と言える理論が使用され、絶賛されていた。ハンガリー出身の音楽家ポール・ヴォン・ヤンコは今から約120年以上も前に、オルガンに似た6列鍵盤<Janko Keyboard>の製作に成功。多くの音楽家に親しまれた事はその一例だ。

また『愛の夢』等数々の名曲を生み出した作曲家フランツ・リストは、ヤンコのキーボードについて「この発明は50年後に、現在のピアノに取って代わるものとなるだろう」と、一方ピアニストのアーサー・ルビンスタインは「もしも私が新しくキャリアをスタートさせるとすれば、このキーボードとだろうね」とも語っている(サイトより抜粋)

しかしいつの時代でも、最も良いものが広く受け入れられるとは限らない。
今のピアノの鍵盤配置や五線譜による記譜法も、完全なわけではないし、法律で決まっているわけでもない。
ヤンコのスピリットを引き継いで日本で誕生したクロマシステム、かなりインパクトは強い。こういった製品を世に出そうとするベンチャースピリットが素晴らしい(マーケティングには相当苦労していると思いますが)。
現時点でクロマトーンを弾きこなしている人は極端に少ないと思うけれど、これからじわじわ愛好者を増やしそうな感じがある。(自分としても是非触ってみたい!)
ピアノや楽典に挫折した中高年世代にウケるのではないだろうか。

それにしても、世の中には恐ろしく早く楽器を習得してしまう人がいるものだ。
超絶技巧の人の映像は、コレ
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by heavier-than-air | 2007-06-28 16:14 | music *
2007年 06月 22日 *
衝撃……というのとは違う。
なにか、静かな地鳴りのようなものを尾てい骨の辺りに感じた(椅子がボディソニックだから当然か:笑)。
バリを含むインドネシアの島々を45日間旅しながら、舞踏家・田中泯が踊る"ダンス・ロード・ムービー"(ナレーションも本人)。行く先々の山村、海辺、道端などでの踊りは33回。そのうち、場所と日時を現地の人に告知したのは最初と最後の2回で、その他は、散歩したり農作業を手伝ったりするかたわら、ほどんど突発的・即興的に始まってしまう。
その踊りは、人が本能的に持っている「踊りたい」という気持ちの根元を探っているというような何かだ。
その中には、世界中のいろいろな時代のいろいろな踊りの素のようなものが見える。
牛が棚田の開墾をしている脇で踊り出すところがいい。その風景の土の中から生えてきたような踊り。
最初の方の踊りのところで、今ひとつの感じを「持っていった踊りだったんでしょうね」と明かすところも良かった。
田中泯のダンスを映画館で見るのは初めてだが、その姿を通して、自分の中の踊りたい気持ちがわずかに同調し始めるのを感じて、少し涙目になった。

ただ、田中泯の踊りは、同じ空間に居合わせないと、ほんとうのところは捉えられないと思う。
ワタシは80年代に間近にライブ・パフォーマンスを見て、衝撃というよりその毒にアテられてしまった。
田中泯が主宰していた「舞塾」の公開ワークショップに参加したことがある。
そうやってアテられてしまった若者が世界中から集まっていた。
3日くらい合宿して、その間、秋川渓谷の川の中に入ったりしながら身体感覚を拡げていくような内容で、とても印象的だったけれども、自分はどうも「ゲイジュツ」みたいなものを意識し過ぎて、かえって大事な部分を掴み損ねたかもしれない。
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by heavier-than-air | 2007-06-22 22:20 | art in everywher *
2007年 06月 17日 *
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サッカーというかJリーグの試合にほどんど興味がないのだが、たまたまチケットをもらったので、子どもの引率で行って来た。好天で気分が良い。
浦和レッズで活躍している坪井という選手が子どもの頃、娘がサッカーを教えてもらっているJr.チームに所属していたこともあり、子どもたちはレッズを応援したいところだが、もらったのはFC東京の席だった。ワタシは試合が面白ければそれでよい。2-0でレッズの勝ち。
素人目にも、レッズの方が格が上というか、個々の選手の身体の切れ、タッチの柔らかさ、テクニックが優れているように見えた。
ワタシが知っている選手は双方合わせても、坪井の他は小野伸二だけだった。

本日の観客数は3万8000人以上。半分くらいが埼玉方面から来ているわけで恐れ入る。
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by heavier-than-air | 2007-06-17 23:09 | sports *
2007年 06月 15日 *
試験に落ちても、落ちても……という記事より



38回高校入試に失敗してもなお、諦めない。
こういう精神力はとても自分にはないので、率直に見習いたいところだが、いったい何が彼を引っ張っているのか、正直、理解の範疇を越えている。

「合格したら30歳以下の女性と結婚したいな」というコメントにも軽い目眩のような感覚を憶える。語尾の「な」が妙にカワイい。現地語でそういうニュアンスで語られたんだろう。

ふ〜〜ん、と思ってかたわらの新聞をぺらっとめくったら、「インド人に学ぶ」という本が紹介されていた。「著者は商社勤務時代から30年来、インドとの付き合いを重ねてきた。誇り高く確とした生活信条のなかに生きるインド人との交流、理詰めでしつこいインド人に悩まされた体験、カースト制度が根強く残る商習慣など、多民族、多言語、多宗教、多文化国家であるインドの奥深さや光と影が描かれている」とのこと(2007.6.15/日経産業新聞)。
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by heavier-than-air | 2007-06-15 16:16 | body & soul *
2007年 06月 14日 *
奄美の音楽と言えば、蛇皮線(ほとんど同じなのに沖縄は三線、奄美は三味線)。
久しぶりに弾いてみようかな、とてケースから取り出してみると、

”ガ〜ン”......
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by heavier-than-air | 2007-06-14 23:28 | object *
2007年 06月 13日 *


島旅名人の友人"こ〜もり"さんが、先般また奄美へ行って来た話を聞き、写真を見てそそられるものがあった。
とっくに梅雨入りした奄美は、今頃が最も美しいとのこと。
奄美のことをちょこちょこと調べてみたら、沖縄と近い割に文化的にかなり違いがあるようで、その点にも興味をそそられた。特に音楽……といっても奄美の音楽で知っているのは元ちとせくらいだったのだが、奄美の島唄と沖縄の島唄では、なんと使われている音階が違うというのだね。
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沖縄は「琉球音階」、奄美は「律音階」とのことで、律音階は本土の民謡と同じ。民謡の南限が奄美だそうで、これは意外だった。琉球音楽は独特のエキゾチックな響きだが、あちこちで奄美の島唄の音声ファイルを探して聞いてみても、どうもぴんとこない。いわゆる日本民謡とほとんど同じに聞こえるのも多く(というか細かい差異を聞き分けられない)、土着的過ぎる感じがして共感できず、期待外れか、と一瞬思ったが、元ちとせのような若い世代で奄美音楽のスピリットを持った人がいるはずだと探してみたら案の定。
中孝介という新進の唄い手になぎ倒された。ファルセットで唄う時の独特のコブシは元ちとせと同じで、この唄い方が奄美の伝統なのだろうか。
それにしても、上手いと言われているJ-Popシンガーでも、喉を開き切っていないというか、なんとなく苦しそうに聞こえる人が多いのに対し、この中孝介の声は全身が共鳴しているようなサウンドだ。
欧米で活躍してほしい気がする人であるが、まずは今年の紅白歌合戦に出る、と予想しておこう^^
「花」は森山直太郎の楽曲だそうだが、いい曲だ。

ところで「律音階」ってどんなのだっけ.........「ド-レ-ファ-ソ-ラ」か、確かに琉球音階とはかなり違う。
高→低だと「ラソファレド」..........ん?
なんか昔の曲を思い出した。
沢田研二という人が唄ってたTOKIO(確か作詞は糸井重里)。
まるっきり民謡と同じ音階で出来てるというところが可笑しい。
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by heavier-than-air | 2007-06-13 12:46 | music *
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The Original by Sun&Moon