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ただ風ばかり吹く日の雑念 心頭滅却すれば氷自ずから熱し
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山崎方代の歌
2005年 05月 20日 *
20年ほど前に鎌倉で没した山崎方代という歌人を知ったのは、そんなに昔ではない。なんだか気になるな、と思っているうちに、数年前、小さなブームのようなものが起きて、たて続けに数冊の本が出た。
その中の「山崎方代歌集 こんなもんじゃ」から、いくつか拾ってみた。

愛用の麻の洋服をとり出して五月の風を入れている

何のため四十八年過ぎたのか頭かしげてみてもわからず

力には力をもちてというような正しいことは通じないのよ

声をあげて泣いてみたいね夕顔の白い白い花が咲いてる

このようになまけていても人生にもっとも近く詩を書いている

赤子のような詩を書くひとがおりまして覗いてみると寝そべっている

遠い遠い空をうしろにブランコが一人の少女を待っておる

丘の上を白いちょうちょうが何かしら手渡すために越えてゆきたり


ああ、もう、なんというか、グッとくるとしか言えない私が、あまりにも普通の言葉で書かれているからといって真似していくつか作ってみたが、雲と泥。洒落にもならんのだった。
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by heavier-than-air | 2005-05-20 23:40 | art in everywher *
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